子どもたちのアレルギー(本来なら反応しなくてもよい無害なものに対する過剰な免疫反応)は多岐にわたりますが、いずれも、原因となるアレルゲンの認識と回避(一次予防)、発症予防や症状の軽減を目的とした早期スキンケア・計画的な投薬・寛容(二次予防)、重篤な症状がでるお子さんへの対応管理指導(三次予防)が大切です。
原因となるアレルゲンに感作(アレルギー症状を起こす抗体が準備状態)されていても発症していない場合もあり、体調をくずしたときだけに発症する場合もあります。皮膚、気道、粘膜、消化管などはつながっていて、それぞれのコンディションを整えておくことが大切です。