小児神経・
発達相談科

こどもたちの発達にはひとりひとり発達上の
特性があります。

性格や得意不得意があるように、発達も同様で本人の体質だけでなく、外部環境、周囲の関わりにも大きく影響をうけます。

こどもたちには未来の選択肢がたくさんあります。現在の状況を正確に理解せず、否定的にとらえることは、未来の可能性を奪ってしまいます。

まずはこどもたちの発達特性、生活、周囲の関わり方を整理する必要があります。養育者である親だけではこどもたちの成長発達には不十分であり、地域、学校の先生、療育支援の先生、神経発達専門家などと協力しながら発達支援の方法を一緒に模索しています。

いわゆる育てにくさはこどもたち自身の要素と関わるすべての大人との関係性と思っています。

こどもたちが安心・安全を感じれるように関わり、発達や病気、特性に対して十分に知識をつけ、利用できる社会的資源を十分に有効に利用していきましょう。

パパやママ、養育者自身がそのかわいいお子さんの子育てを希望をもって肯定的にとらえていることが大切です。

小児神経・発達相談科
小児神経・発達相談科

小児神経・発達相談科
診察スケジュール

受付時間 日祝
午前
09:00-12:30
-
午後
14:00-18:00
- - -

【来院についてのご注意事項】
原則、初診の方は予約システムで当日順番予約となります。定期受診が必要な方(再来)は日時・時間帯予約をこちらでさせていただくことがあります。
熱性けいれんなど急性期疾患は常時対応致します。火曜日、木曜日午後を優先時間帯としています。
初診の方で十分な時間が面談や診察に必要と判断させていただいた場合、特殊外来優先時間帯やオンライン診療での複数回対応となることがあります。
まずは来院していただき、診察後、こちらで日程調整させていただきます。

主な対象疾患 小児神経・発達相談科
主な対象疾患

運動発達

運動発達

運動発達は子宮の中にいる胎児期から認められます。

従って妊娠経過はもちろん、出生時の状態や父、母の発達歴も影響されるため、詳しくお話しを伺うようにしています。

内部疾患(心臓病や呼吸器疾患など)や神経・筋肉・骨の病気、皮膚の病気も発達に影響があります。基礎に何か病気が隠れていないか、治療可能な疾病はないか、早期発見・早期治療介入・早期刺激・早期療育(リハビリ)が大切です。

父・母の関わり方やこどもたちの栄養状態も大切です。新生児、乳児期、幼児期、学童期・思春期・青年期の運動発達・成長を見守り、各種医療機関連携し、利用可能な社会資源を活用しながら支援していきます。各生活地域状況に寄り添った方法を家族とともに模索していきましょう。

言語発達

言語発達

言語の獲得と使用に問題があり、年齢相応の有効なコミュニケーションができない特徴があります。

理解はできるのに、2歳半~3歳までに簡単な二語文がでない、あるいは話す単語の数が極端に少ない場合は、一度評価を行い周囲とのコミュニケーションの訓練や環境調整が必要です。

家族内での会話状況や言語が2か国語以上の場合は配慮が必要です。

言語以外の社会的コミュニケーション、対人相互関係、聴力の評価なども一度必要です。地域の療育センターと協力し、言語発達訓練を導入していきます。

療育就学相談

療育就学相談

日常診療の中で相談がある場合は、気軽にスタッフや診察医師にご相談ください。

早期からの家族介入を大切にしています。こどもたちが健やかに学び、遊び、運動をするためには、
①こどもたちひとりひとりの状態の評価、
②それに対する豊富な知識、
③養育者の育児への肯定的なモチベーション
④居住生活環境地域において、社会的に可能な限りの十分な支援をうけているか
をいつも考えながらこどもたちと、その家族に向き合っていきます。

日常診療の中で相談がある場合は、気軽にスタッフや診察医師にご相談ください。こどもたち本人と信頼関係を築いていく必要があるため、ゆっくりと複数回にわけて受診面談計画を立てていきます。

熱性けいれん

その他疾患

発熱して主に24時間以内におこるけいれん発作で、本人の脳細胞特性、発熱の原因となるウイルスや病原体特性、年齢因子などが関与するものをさします。

まれに発熱前、乳児期、年長児にもけいれん発作が起こりますますが、多くは1歳台で、5分以内で単発のけいれん発作でおさまります。熱性けいれん発作時の対応で大切なことは、安全な「場所」と「体位」で『観察する』ことです。横向きに寝かせ、吐物で窒息しないように注意しましょう。

5分以上持続する場合は救急車を呼びましょう。けいれん発作を目の当たりにすると、誰でも動揺します。もしも、けいれんが起こったらどうするか、日ごろから家族で話あっておくことも大切です。好発年齢や引き起こしやすい感染症による発熱のお子さんには、対応を指導しています。

よくあるご質問

小児神経・発達相談科
よくあるご質問

  • 熱性けいれんをはじめて起こした1歳男児です。2-3分でおさまり、39℃の発熱はありますが、いつもどおりすごしています。受診したほうがいいでしょうか?

    受診をおすすめします。初回けいれんなので、原因が他にかくれてないか、詳細な問診と診察を行います。血液検査や髄液検査、画像検査は必要あれば行うことがあります。

  • 熱性けいれんを起こしたら、ジアゼパム座薬(けいれん予防)が必要ですか?

    すべてのこどもたちには必要ありません。再発予測因子;15分以上のけいれん、24時間以内に2回以上のけいれん、発達のおくれ、家族歴、生後12か月未満、発熱1時間未満でのけいれん、38℃未満でのけいれん をもとに適応を考えます。

  • 解熱剤は使用してもいいですか?しないほうがいいですか?

    解熱剤はけいれんの予防にはなりません。また、けいれんを誘発する心配も不要です。
    高体温や咽頭痛で水分摂取が難しかったり、酸素消費量が増え、呼吸努力がある場合は積極的に使用することをおすすめします。

  • 以前、熱性けいれんを起こした時、鼻水どめのくすりをだしてもらえませんでした。なぜですか?

    昔からある、鎮静性の抗ヒスタミン剤(鼻水どめ)や気管支喘息のテオフィリンは、けいれんを起こしやすくする臨床的根拠はありません。しかし、けいれん発作を長引かせる一部の報告されたデータがあります。処方するメリット、デメリットを考えながら対応します。

小児神経・発達相談科
ワンポイントアドバイス

発達の遅れは、異常や障害ではありません。こどもたちの発達のスピードに寄り添い、成長をうながし、不得意なこと、生活で苦手なことを減らしていきましょう。

短期、中期、長期的な目標をもちましょう。自信をもって柔軟に、子育てライフを肯定的に感じていきましょう。

ワンポイントアドバイス 園田幸司
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