‘循環‘は主に、心臓、血管、血液成分から成り立っていて、それぞれが関連し合います。様々な環境で発達段階にある子どもたちの循環状態を評価し、ケアや治療介入、発達、就学、家族支援を行っていきます。
ひとりひとり子どもたちの顔つきが違うように、子どもたちの心臓にも個性があります。
生まれる前から心臓の形態や機能に特徴のある疾患(先天性心疾患)や生まれた後に発達や環境変化、全身性の病気や感染症などの続発症・合併症に伴い起こる心臓・血管の機能的、形態的、質的変化を特徴とする疾患(後天性心疾患)を対象としています。
診療の中では妊娠前から妊娠中の相談や育児発達支援、乳幼児期の心身の発達評価、学童期の安全な学校生活支援(学童心臓検診)、思春期成人期以降では自立支援と循環器内科と協力をしていきます。
また、二次・三次医療施設と連携しながら、手術が必要な可能性のあるお子さんや手術を経験されたお子さんの外来管理、不整脈や川崎病のお子さんの外来管理も行っています。
‘循環‘には胸郭、腹部臓器やホルモンなど全身臓器も密接に関連しています。
胸痛、腹痛、頭痛、朝起きれないなど困っていることがあれば何でもご相談
ください。